腎臓病の解説
慢性腎臓病と急性腎障害
- 慢性腎臓病
- 急性腎障害
病変の主座による腎疾患の分類
腎臓はネフロンという構成単位でできており、左右それぞれに100万個存在します。糸球体はフィルターの機能をもち、尿細管は精製装置を担っており、1日約1200-1500 mlほどの尿をつくりだしています。もっとも複雑な構造をしているのが糸球体で、主に腎疾患はここが侵されることが多いのですが、尿細管やネフロンを栄養する周囲の血管に病気が起きることもあります。それぞれの部位別に疾患を解説していきます。
糸球体病変
- 急性糸球体腎炎
- 急速進行性糸球体腎炎
- 慢性糸球体腎炎
- ネフローゼ症候群
尿細管間質病
- 急性尿細管壊死
- 急性尿細管間質性腎炎
- 慢性尿細管間質性腎炎
血管の病気
- 壊死性血管炎
- 悪性高血圧症
- コレステロール塞栓
「原因」による名前(病因診断名)
何がきっかけでその変化が起きたのか、という「犯人」を指す名前です。
| 分類 | 主な原因(犯人) | 代表的な病名 | |
|---|---|---|---|
| 一次性 (腎臓自体) |
免疫の異常(IgA抗体など) |
IgA腎症 |
|
| 原因不明(特発性) |
微小変化型ネフローゼ症候群 |
||
| 二次性 (生活習慣病) |
高血糖(糖尿病) |
糖尿病性腎症 |
|
| 高血圧 |
腎硬化症 |
||
| 高尿酸血症(痛風) |
痛風腎 |
||
| 二次性 (全身疾患) |
自己免疫疾患 | 全身性エリテマトーデス 強皮症 ANCA関連血管炎 |
ループス腎炎 |
| 血液の病気 |
多発性骨髄腫 |
骨髄腫腎 |
|
| 感染症 |
感染性心内膜炎 |
感染関連糸球体腎炎 |
|
| 二次性 (外部因子) |
薬剤(痛み止め、造影剤など) |
薬剤性腎障害 |
|
| 遺伝性 | 遺伝子の変異 |
多発性嚢胞腎 |
|
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